大衆 - 社会学の用語
社会学で、孤立して相互の結びつきを持たず、疎外性・匿名性・被暗示性・無関心などを特徴とする集合的存在をいう。
大衆とは、社会を占める「大多数の・大勢を占める」とされる人々、またはそれに属する個人を指す言葉。
類義語には民衆(主に政治用語)があり、揶揄を含んで否定的な意味合いの強い群衆、さらには烏合の衆などがある。
また国家という単位においては、国民も同語に類される。
政治学、社会学などの社会科学分野においては大衆は専ら否定的な意味合いを持ち、市民との対比で用いられる。
大衆